象卦讖易

象卦讖易とは、吉方位と年月単位での吉凶を鑑定する梅花心易の一種です。方位盤に掛けることで方位の吉凶の判定を行い、流年盤に掛けることで特定の年月の吉凶を算出します。新築・転居・異動、独立起業や開業など、人生の転機における場所とタイミングを鑑定することができます。

約700年前に中国で生まれた梅花心易は偶然の中から必然を求めていくことを追求した易占の一つです。この名前の由来は「梅の花を見、心から易を立てる」という意味を持ち、目についた身の回りの数やシンボルを卦にしていくのが特徴です。それは目に入った電柱の数でも、歩いていた人の数でも対象となり、「自分の電話番号」「誕生日」「名前の角数」でも梅花易として成立します。

この梅花易の的中率をさらに上げるため「その人を表わす数字」を使用するのが、象卦讖易の特徴です。当流ではこの象卦易の完成のために「最も意味のある数字、最も依頼者自身を象徴する数字は何か」を追求し続け、最終的に行き着いたのが西洋発祥の「数秘術」でした。中国発祥の周易と西洋発祥の数秘術がここでは融合しており「霊感を調和する」という意味では占術の完成形・集大成と言えるものです。

もともと当流では人間の性格は内の性格と外に出る性格をそれぞれ八卦により組み合わせた六十四卦で表すことができるとしています。この象卦讖易は数秘術のコアナンバー、ライフパスナンバーを易でいう内卦とし、ディスティニーナンバーを仕事運、ソウルナンバーを恋愛・結婚運、エッセンスナンバーをその年の運勢に対応させ外卦とします。これを方位盤に掛けることで吉方位を、エッセンスナンバーを外卦とすることで年・月単位の運勢の変化を鑑定します。(鑑定内容によってはディスティニー及びソウルナンバーは内卦となります)ここから導き出される六十四卦により方位時期、注意すべき点を読み解くのが象卦讖易です。

新築や転居、開業における吉方位、結婚や転職・独立などにおける最適な時期を鑑定します。